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【初めての輸入】alibaba.comでカヤックを輸入した手順のまとめ【色々大変だった】

驚くような激安価格の商品が所狭しと並ぶ、言わずと知れた中国の巨大EC・alibaba.com。ここでカヤックを買って輸入してみることにしました。alibaba.comは基本的にはBtoB向きのショッピングサイトですが、今回僕が1艇のカヤックを買ったように、誰でも数量1品から注文ができるようです。最初に言っておくとこの記事は、alibaba.comはお買い得だとオススメするものではなく、今回僕が苦労した一連の出来事まとめておけば、誰かの何かの役に立つかな思った次第です。輸入をよく知る方から見たら、あまりに無知で愚かなことをしているように見えるかもしれません😅

<alibaba.comで購入したもの>
先にコストをまとめます。
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<alibaba.comの決済総額>
カヤックの費用: 800USD
海上輸送費用: 100USD
保証料: 10USD
合計: 104,731円(為替レート2021年9月27日時点)
<VANGARD LOGISTICSに振込>
THC,  D/O FEE, CARRIERS DOC FEE
合計: 31,255円
<横浜税関>
税金: 10,300円
<山九倉庫>
CFS貨物搬出料: 1,300円
<PickGo 2tトラック一台>※倉庫から艇庫までの搬出に使用
26,400円
<その他雑費>
コンビニでFAXしたりプリントアウトしたりなど 200円程度
諸々込み込み総額: 173,986円(税込)
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<2021年9月24日 カヤック注文>

Vicking Kayak(Ningbo Vicking Mould & Plastic Co., Ltd.)のtangoというモデルをサンプルとして1艇注文しました。程なくしてサプライヤーの担当者ShirleyさんがAlibaba内のメッセンジャーでメッセージをくれます。メッセージはAiとかチャットbotとかではなくちゃんと手入力によるものでした。よって、僕が輸入に関してド素人だとすぐにわかっただろうし、大きな買い物しなそうな予感も感じ取られたはずです。しかし予想に反して?親切丁寧でした。
個人用の購入かビジネス目的かと問われ、ビジネス目的も検討しているがまずはサンプルとして1つ購入したいと伝えます。自分が受け取る港は横浜港であることを伝えると、調べてみるからちょっと待って。と待たされます。

<2021年9月26日 見積もりが届く(テキストベースで)>

二日ほど待たされ、何を調べたのかわからないけど、横浜港まで問題なく商品を運べそうな算段がついたようで見積もりがテキストベースで送られ、購入したいか?と問われます。YESと答える。

<2021年9月27日 Order Payment 請求画面が届く>

Order Paymentなるメッセンジャー内の請求画面が送られました。そしてクレジットカードで決済しました。その後、ちゃんと決済が確認できた旨連絡くれました。一応これまでのShrileyさんとのやりとりはとても丁寧な印象で、心配になることは何もありません。

<2021年9月29日 他のカヤックにしないか?と打診される>

クレジットカード決済を終え、2日後に予想外の展開。僕の買ったカヤックはちょっと生産が遅れるから、同じ値段の別のカヤックの方を買わないか?と打診がありました。その提案は断りつつ、およそいつくらいに出来上がるかわかったら教えて欲しい旨伝え、来月中旬(2021年10月中旬)だと回答を得ました。ここから約3週間お互い連絡することなく過ぎます。

<2021年10月19日 そろそろ10月中旬なので様子を伺ってみる>

ふと気づけば、10月19日、一向に連絡がないので、こちらから伺ってみると、今週中に作ってすぐに配送するよ。と回答あり。「待ってるからね!」というと、なんかテヘペロ的な絵文字を送ってきました。不思議と怒りの感情は込み上げててきませんでした。

<2021年11月2日 非常に緊急に受取人情報を求められる>

10/19日時点で今週中に送るよテヘペロみたいなこと言ってたのに、その後しばらく連絡はなく、11/2にメッセンジャーの通知音が鳴り、非常に緊急に受取人情報を送れと伝えられます。すぐに従いました。そして引き続き届くのを楽しみにしているよ、と伝えると、またテヘペロマーク。仏の顔も3度までだぞ。

<2021年11月15日 Vanguard Logisticsという会社からARRIVAL NOTICE & INVOICEが届く

次の動きがShirleyさんからじゃなく、知らない会社からのメールでちょっと驚きました。メールにはARRIVAL NOTICE & INVOICEが添付されておりまして、荷物が横浜港に到着したことを知りました。INVOICEの内訳を見てVanguard Logisticsがおおよそ何をする会社なのか理解します。多分、港に運び込むコンテナを利用したりその作業に当たる人の作業費などのフィーなのかなと。まあ、輸入の原則として必要なものなら払うのだけど、TOTAL JPY 44,218 高くないかなと思って記載されているFEEの項目について調べてみることにしました。まあこんなもんなんだなと思い知りました。

<2021年11月16日  Vanguard Logisticsから金額訂正INVOICE

INVOICEに記載されているFEEについて色々調べていたら、Vanguard Logisticsから金額訂正のメールとINVOICEが届きました。Total JPY 31,255になっていました。昨日のものより金額が13,000円くらい安くなっています。理由やら何やら聞いたところで理解できなそうなので、一旦OK。そしてメール内に「フリータイムはデバン日から5営業日です。デバン日はまだ未定ですので、直接倉庫にお問い合わせをお願いいたします。また延長は不可です。」と記載があり、またよくわからない言葉(デバン日)が出てきたので、検索すると、まあ荷物をコンテナから出して倉庫に入れる日みたいなものかなと。要はそのデバン日から5営業日以内に取りに行かないと超過料金的なフィーを取られそうな気配を感じ、それがどれくらいの額なのか書いてないのでちょっと焦ります。
※このタイミングですぐに支払い口座に入金すべきところを、デバン日に気を取られ忘れてしまっており、後でちょっと大変なことに。

<2021年11月17日  横浜税関に電話してみる

この後、荷物をどうやって受け取ればいいのか色々わからないので横浜税関の税関相談官室に問い合わせてみます。親切に色々教えてもらいました。まず僕のカヤックは今、本牧埠頭のコンテナにあり、「サンキュー(山九)」という倉庫会社が管理していることを知ります(ARRIVAL NOTICEにちゃんと記載がありました)。輸入にはいろんな会社が関わるんだなあと思い知ります。そして電話口の方に、「これまでは輸入(納税)申告書を税関に提出しなければならなかったんですが、ここ最近は税関にある専用端末で必要情報を入力することになり、職員が案内してあげるから大丈夫ですよ。B/L(ビーエル)を持ってきてくださいね。輸入許可が出るのに少し時間がかかったりする可能性もありますので、なるべく荷物を受け取る前の日とかに事前に申告手続きをしていただいた方が安全です。」と案内いただきました。また、フリータイムは倉庫さんによって違うので「サンキュー(山九)さんに直接聞いてみてください。」とも言われました。ビーエルについて調べたら「BOYS LOVE」関連情報がたくさん出てきます。B/Lは船荷証券とのことで何やらすごく重要そうです。

<2021年11月17日  倉庫・サンキュー(山九)に電話してみる

サンキューさんにデバン日はいつか、フリータイムはいつまでか?僕はいつまでにカヤック取りに行けばいいのか?確認したところ、電話口の荒々しい口調の男性は、船や荷物の番号まだデバンしてないんで今週金曜(11月19日金)くらいでしょうね。フリータイムはそこから土日祝を除く5営業日までです。とちょっと曖昧な返事。
色々仕事が立て込んでていて、倉庫にカヤックを取りに行けるのは11/26金と考えていたので、カレンダーを確認しまあギリギリ5営業日以内であることを確認。


<2021年11月19日  B/L(船荷証券)なのかこれは?なんかTelex Releaseとスタンプされたスキャンデータが届く

B/Lは、輸入手続きにおいてこれがないと話が全く進められない重要な書類っぽいです。(まあ他にもそれがないと進まない書類はたくさんありましたが・・・)
そんなB/Lが届かないのでShirleyさんに聞いてみたら、「これがB/Lだよ」とすぐPDFデータで届きました。重要なやつなんだから言われなくても送ってよ!と言いたい気持ちをグッと抑えつつデータをみたら、ちょっと思っていたよりも重要度が低そうな荒いスキャンデータ・・・?そしていつものテヘペロ絵文字ではなく、感情の読み取れない絵文字が届き、これがShirleyさんからの最後メッセージとなりました。ありがとうShirleyさん。こんなど素人を相手してくれて。

<2021年11月24日 横浜税関 本牧埠頭出張所にて輸入申告手続き

時間がかかる可能性があるから荷物を受け取る日よりも前に手続きした方がいいというアドバイスをもらったので、11/26日に荷物を受け取るつもりなので2日前の11/24に税関に行ってみました。B/L(Telex Releaseスタンプ付き)、免許証、alibabaのinvoice、あとは一応楽天カードの明細を持って行きました。alibabaの決済タイミングと為替レートなどの確認で多少時間取られましたが、書類は不備なく輸入申告手続きができました。そして専用端末のパソコンから必要情報を入力していきます。職員さんが横で色々見守ってくださり、入力完了。輸入許可通知書をいただきました。倉庫に荷物を取りに来る日は11/26でお願いし、カヤックの大型X線検査の指定票をもらいます。そして職員さんから「倉庫さんにも荷物を取りにくること一言連絡しておきましょうねー」と言われました。カヤックの運搬方法(車種)を問われ、SUVの4輪駆動だと答えると、四駆だと別のX線装置を通さないとならないからちょっと時間かかるよと案内されました。
※この時、「倉庫さんへ一言連絡しておいてねー」の言葉を軽く捉え後悔します。山九の倉庫で荷物を受け取るには「搬出申込書(輸入CFS)」を前営業日の15:00までに送らなければなりませんでした。

<2021年11月26日 山九倉庫に搬出 & X線検査の予定が…搬出申込書未提出で受け取れず!

痛恨のミスです。山九の倉庫の受付で荷物を受け取りに来た旨伝えると、受付の方に「搬出申込書は出していますか?それがないと出せません。」と伝えられ門前払いされました。そんなの知らなかった…!受け取れず泣く泣くこの日受け取ることを諦めます。そして受付でもらった搬出申込書をよくみると、「申し込みは必ず前営業日の15:00までにFAXで!」と記載があり、この時すでに金曜日の15:30。翌月曜日の29日にFAXして、30日に受け取る、というのが最短となりそうです。フリータイムを超えて超過料金発生するのかなー、搬出申込書なんて誰も教えてくれなかったよー、受付にわざわざこないとこの紙もらえないのかな!?そんな不便なことあり得る?と色々不満と疑問を抱えながら、横浜税関本牧埠頭出張所に電話して、今日はX線検査受けられない旨伝えます。担当者さんの手間を増やしてしまったため若干不機嫌そうにされました。その後、また出向きまして再びX線検査の日時指定を30日10:30で指定させてもらいました。

<2021年11月29日 PickGoで2tトラックを手配する

カヤックの運搬はSUV(マツダCX-8)のカートップに積載し、和田長浜の艇庫に運搬する予定でした。しかし、ある出来事があり予定変更することにしました。
その出来事は、元々持っていたカヤックを艇庫から実家の島根県に送ることにして、西濃運輸さんに持ち込みしようとした時、カヤックをプチプチ緩衝材で梱包した状態でカートップに積載していたのですが、緩衝材が破れたのかビニール素材が滑ったのか、走行中に運転席からカヤックが少しズレた瞬間を目の当たりにしました。すぐに車を停めてタイダウンの仕方を変えたのですが冷や汗ものです。あわや大惨事です。このことがきっかけで、新しいカヤックがどのような梱包で届くのかわからないので、大事をとって2tトラックを急遽手配しました。


<2021年11月30日 山九倉庫に搬出 & X線検査ついにカヤックを受け取る!

もう準備は万端です、トラックも手配したし、書類も不備はないはず。この日はまずトラック運転手さんと時間通りに倉庫前で合流しました。そして一度門前払いされた山九の受付で搬出申込書を提出。これでイケる!と思ったのですが、また必要書類の不足を指摘されます。「DO(Delivery Order)がないと搬出できません。」それなんやねん!最初から言ってくれ!と、喉から出そうになりますがグッと堪えて、トラックの運転手さんも待たせているし冷や汗も出そうになります。そしてDOは、Vangurd Logisticsから発行されるはずだと言われ、すぐ電話でVangurd Logsiticsに確認してみます。すると、僕がARRIVAL NOTICEに記載されていた金額を払ってないから、DOが出せないということを伝えられます。完全に忘れてました。ダメ元ですぐにオンラインバンクで入金するから、メールでDO送ってくれるか聞いたら、確認できしだいメールで送るのは可能だ。とのことで、すぐ入金して、入金後の画面キャプチャをメールで送りました。20分後、確認が取れたようでPDFメールでDOを送ってくれたので、そのPDFをスマホで山九さんの受付で見せたら、「プリントアウトした紙じゃないとダメです。」だそうで...。外で待っててくれてるトラック運転手さんにちょっと待ってて欲しいと言って、すぐにコンビニプリントに走りました。プリントアウトして再び受付で提出しました。今度こそよーやく受付てくれまして搬入報告書なる紙を貰います。そして倉庫へ案内され、先程の搬入報告書を渡すと倉庫の作業員さんがフォークリフトでカヤックを持ってきてくれ、荷物の個数や内容を確認しトラックに積み込みました。そしてX線検査場へ行き、X線検査を通って無事問題ないことが確認されました。その後、再び横浜税関本牧埠頭出張所へ出向き、関税10,300円を払いました。そして職員さんより全ての手続きが終了したのでもう持ってっていいよと伝えられました。
長かった、、、
9月27日に注文して11月30日にようやく荷物を受け取れました。和田長浜の艇庫にトラックの運転手さんと向かい、艇庫にカヤックを入れて終了。シートやフィンペダルは別の段ボールに入ってまして、多少箱の破れなどありましたがモノは特に破損などなさそうでした。初めての輸入を終えての感想は、一言「大変だった」に尽きます。しかしそれは、今回の買い物がカヤックということで大型な荷物だったからでしょう。そのため僕は大事をとって2tトラックを手配したのですが、自分の車で運べたら幾分楽だったかもしれません。
以上!ただ時系列に出来事を並べただけですが、輸入に関して全くの無知の自分が色々インターネットで調べて輸入に挑んだのですが意外と参考になるものが少なかったので、この一連の流れの記録が誰かの何かの役に立つことを願っています。